体系的番号 |
JPMJMI19G7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI19G7 |
研究代表者 |
岡田 眞里子 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2021
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概要 | 細胞の数理モデルは、異なる実験手法により得られた多様な計測値をひとつのモデルに入力することで、分子から細胞までのつながりを統合的に理解し、細胞の制御原理に迫れる点に利点がある。これまで、さまざまな数理モデルが構築、データベースに登録され、利用可能になった。また、近年、アメリカ食品医薬品局が薬事申請の毒性試験として数理モデルを認めたこと、また、細胞の非線形動態を介した生命の本質的な理解に関する興味が高まったことで、基礎応用分野でモデリングへのニーズが高まっている。そこで、本研究では、基礎研究や創薬研究に携わる実験研究者が、実験データの統合的な解析の一助として、数理モデルが利用できるよう、誰もが使うことのできるシミュレーション基盤を構築する。この基盤により、創薬スクリーニングの低コスト・加速化などの産業応用、細胞制御の同定といった基礎研究における新たな知見の創出を根本から後押しする。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |