体系的番号 |
JPMJRX19H3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX19H3 |
研究代表者 |
角田 美穂子 一橋大学, 大学院法学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2023
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概要 | 法制度のコアに位置する「司法判断」にフォーカスし、そのデジタル化・自動化の可能性とリスク、限界を検討する。研究成果として、①法制度へのAI導入を促進する要素技術と法的推論モデルの開発、②それを実装した場合の未来シナリオの作成、③紛争解決におけるAI利用倫理ガイドライン案の策定を目指す。先行して英国の司法判断のデータで法的推論モデルとアルゴリズムを開発し、AIの様々な技術を用いて精度の検証を繰り返すことで、現実の法制度に即した議論を可能とする。日本は裁判所に持ち込まれる紛争が米国や英国よりも少なく、判決の数も少ない上、裁判資料がデジタル化されていないというAI開発の課題が指摘されているが、英国での研究成果を基に、日本側裁判所や政府関係者の支援を得ることによって問題を解決し、日英の比較研究を目指す。
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研究領域 | 人と情報のエコシステム |