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シビックテックを目指した気候変動の「自分事化」に基づくオンライン合意形成手法の開発と政策形成プロセスへの実装

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX20B5
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX20B5

研究代表者

馬場 健司  東京都市大学, 環境学部, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2023
概要気候変動適応法の施行により、地方自治体での適応計画策定が進みつつある。しかし、現時点では、影響評価などの予測結果をエビデンスとした、実効性のある政策形成の実現にはまだ課題がある。背景には、専門家と政策担当者とのシーズとニーズのギャップや、最終的な政策の受け手でもある市民が長期的なリスクを「自分事」として取り組む仕掛けが十分ではないことが挙げられる。 本プロジェクトでは、気温変化、大雨、身近な生態系の変化など、市民が日常生活で気付いた気候変動影響の事象や事例を収集し、気候変動将来予測に関するオープンデータと組み合わせてウェブなどで共有し、その事象や科学的知見について専門家、政策担当者とオンラインで熟議を行う「シビックテック」を確立する。それにより、気候変動を入口とした地域の将来シナリオの創出手法を開発するとともに、サイバー空間と現実空間を融合した「ウィズコロナ時代」の新たな合意形成手法に関する知見の創出を図る。 得られた知見は、本研究開発において連携する滋賀県、神奈川県での気候変動適応計画の策定過程などでの参照や、国の第3次気候変動適応計画の策定への貢献を目指す。
研究領域科学技術イノベーション政策のための科学

報告書

(5件)
  • 2023 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-12-16   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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