体系的番号 |
JPMJRX20J6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX20J6 |
研究代表者 |
林 良嗣 中部大学, 持続発展・スマートシティ国際研究センター, センター長・教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | COVID-19感染対策として多くの国がフィジカルディスタンスの確保を推進している。一方で、家族、職種、地域コミュニティの分断や格差などの課題を生み、感染症対策に対する都市・社会の脆弱性が浮き彫りになっている。本プロジェクトは、フィジカル・ソーシャルディスタンスが個人や社会にもたらす影響について、地理や居住・空間利用、経済、環境などに関する都市圏データとともに、位置情報に基づく人々の行動変容のビッグデータ、暮らしや医療へのアクセシビリティなど人の生活の質(QOL)に関する価値観データなどを統合的に分析し、諸外国との比較も行いながら、科学的エビデンスを抽出する。それらを基に、倫理的・法制度的・社会的観点にも配慮したこれからのディスタンシング対策や行動変容の手法の検討、都市再設計のための、都市・コミュニティの脆弱性や社会的公正を評価する手法を開発する。
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研究領域 | 科学技術の倫理的・法制度的・社会的課題(ELSI)への包括的実践研究開発プログラム |