体系的番号 |
JPMJMI20C2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20C2 |
研究代表者 |
木村 正雄 高エネルギー加速器
研究機構, 物質構造科学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021 (予定)
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概要 | 材料の寿命の解明と延伸には、疲労・劣化の根源的理解に基づいてその前兆(前駆現象)を検知もしくは予測することが必要となる。そのためには、マクロ的に疲労・劣化が顕在化する前に、ナノ〜ミクロレベルで前駆現象を観察することが重要となる。本課題では、放射光/X線を用いた顕微鏡、陽電子消滅法 を活用して、分子レベル(<nm)〜ナノレベル(数10nm)のマルチスケールで、欠陥やき裂を観察する計測手法を確立する。それにより、前駆現象の解明のための科学的知見の取得、力学計算 やシミュレーション計算に必要なパラメータの高精度化による寿命予測、への展開が期待できる。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「モノの寿命の解明と延伸による使い続けられるものづくり」 |