体系的番号 |
JPMJMI20C4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI20C4 |
研究代表者 |
長野 方星 名古屋大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021 (予定)
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概要 | 近年複合材料は宇宙機,航空機,自動車などに幅広く用いられているが,長期的に利用するためには複合材料の疲労・劣化現象のメカニズム解明が不可欠である。本研究では複合材料内の分子スケールの劣化が熱伝搬挙動の変化に顕著に表れることに着目し,初期段階のクラック,繊維損傷,界面剥離など,従来手法では検知できない分子スケールに潜んだ各劣化モードを熱伝搬挙動の変化として非接触,非破壊で精密かつ定量的に評価する手法を確立する。さらに,種々の材料力学特性評価法と組み合わせ,熱伝搬挙動と複合材料強度との関係を明らかにすることで,最終的に微小な複合材料劣化を非破壊で推定できる手法を確立する。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「モノの寿命の解明と延伸による使い続けられるものづくり」 |