体系的番号 |
JPMJCR20H5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJCR20H5 |
研究代表者 |
神野 誠 国士舘大学, 理工学部, 教授
|
研究期間 (年度) |
2020 – 2023
|
概要 | 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大により、国内のPCR検査数や検査組織・体制などに対する課題が明るみになりました。本研究では、将来的なウイルス変異への対応にも備えるために、ロボット技術および情報管理技術を活用した大量自動検査システムの実現を目指しています。検査システムや検査組織・体制の柔軟性と継続性を備えた新たな大量自動検査システムを構築するためのコンセプトを提示し、コンセプト部分モデルによる有効性の検証を行います。大量自動検査システムを実現するために、最初に、ニーズ・技術動向調査検討と課題抽出を行い、その結果から、コンセプトの立案を行います。次に、全検査工程における効率化とシステムの柔軟性の鍵となる検体集積(前段階処理)工程システムおよびPCR検査工程システムの要素技術開発を実施します。そして、検査情報を含めた統合システムを構築し、コンセプト部分モデルにより提案するシステムの有効性を検証します。これら一連の研究により、将来、コロナウイルスの変異や新たなパンデミックに対し、大量感染の迅速かつ正確な把握を可能とする安心・安全な社会が期待できます。
|
研究領域 | 異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生 |