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オルガノイドを用いた呼吸器チップの開発とウイルス病態解析への応用

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 CREST

体系的番号 JPMJCR20HA
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJCR20HA

研究代表者

野田 岳志  京都大学, ウイルス・再生医科学研究所, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2023
概要COVID-19の治療法を開発するためには、ヒト体内におけるSARS-CoV-2の感染動態を解明する必要がある。現在、株化培養細胞や初代培養細胞がSARS-CoV-2の感染モデルとして用いられているが、ヒト体内を反映した適切な感染モデルは存在しない。本研究では、ヒト呼吸器におけるSARS-CoV-2の感染動態を解明するため、ヒトのES細胞やiPS細胞から分化誘導した鼻腔・気道・肺オルガノイドを搭載した「呼吸器チップ」の開発を目指す。開発した呼吸器チップを用いて、SARS-CoV-2の増殖機構を解析し、病態発現機構の解明を目指す。本研究課題で上気道から下気道に至るヒト呼吸器を再現する呼吸器チップが開発できれば、様々な呼吸器ウイルス感染症研究の革新的なツールとなる。
研究領域異分野融合による新型コロナウイルスをはじめとした感染症との共生に資する技術基盤の創生

報告書

(2件)
  • 2023 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2021-03-18   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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