体系的番号 |
JPMJRX21B3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX21B3 |
研究代表者 |
仲田 泰祐 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授
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研究期間 (年度) |
2021 – 2024
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概要 | 2020年から広がった新型コロナウイルスの世界的パンデミックは日本国内にも大きな影響を及ぼした。緊急事態宣言などの社会経済活動を制限する感染症対策によって、年間GDPは約5パーセント下落し、対人産業を中心として失業者も増加した。国民を交えてさまざまな議論が巻き起こったが、政策決定の場でも具体的な数字に基づく客観的判断材料が少ない印象であった。感染症対策と経済活動は短期的にトレードオフの関係にあるが、その定量化もなされていなかった。
本研究では、感染症と経済活動を統合的に考えるモデルを構築し、両者の関係性を定量化した上で長期的な見通しや、最適政策を追究する。またワクチン配分戦略や特定産業に対する需要喚起策といったコロナ禍における政策効果の検証も行う。
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研究領域 | 科学技術イノベーション政策のための科学 |