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多様な革新的炉概念を実現する超伝導基盤技術

研究課題

戦略的な研究開発の推進 ムーンショット型研究開発事業

体系的番号 JPMJMS24A2

研究代表者

木須 隆暢  九州大学, 超伝導システム科学研究センター, センター長

研究期間 (年度) 2024 – 2029
概要「高温超伝導を用いた高磁場超伝導マグネットの破壊的イノベーションによって、トカマク型核融合炉の小型化、他の炉形式への展開、他分野への社会実装に貢献します。」 高性能・高品質の高温超伝導線材の量産技術を確立することによって、サプライチェーン戦略に貢献すると共に、液体ヘリウムフリーの高温超伝導マグネット技術でフュージョンエネルギーの勝ち筋を掴みます。 高温超伝導を用いた40テスラ※1級の超高磁場コイルを世界に先駆けて実証し、巨大な電磁力、中性子照射の耐性に優れたコイル技術を開発することによって、トカマク型核融合炉の小型・高性能化や新型核融合システムの新しい可能性を拓きます。 ※1:磁場の強さの単位、主流となっている医療用MRIの磁場強度は1.5テスラ 液体水素技術との連携によって、液体ヘリウムフリー小型核融合炉の社会実装に加え、医療・バイオ、モビリティなどフュージョンエネルギー以外の分野において超伝導応用を加速し、カーボンフリー発電と資源の制約から解放された高度エネルギー利用を実現する社会を目指します。 線材から炉開発に至る研究開発を企業と一体となって推進することによって、技術レベルの押し上げ、サプライチェーン構築、高度専門人材の育成と獲得を実現し、日本企業の優位性を確立します。
研究領域(ムーンショット目標10)2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2025-03-26  

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