体系的番号 |
JPMJPR01I8 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR01I8 |
研究代表者 |
中村 史夫 理化学研究所, 局所時空間機能研究チーム, 研究員
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研究期間 (年度) |
2001 – 2004
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概要 | 生物の遺伝情報伝達物質であるDNAの基板上への固定化および効率的なハイブリダイゼーションは、DNA内部の塩基配列の解読(シーケンシング)および遺伝子診断の分野において大変注目されています。しかし、既存の手法では20塩基対程度のオリゴDNAにおいても、効率的な1塩基多型(1塩基ミスマッチ)検出は容易ではありません。本研究では、表面上に一本鎖DNAを分散させた、DNA自己組織化単分子膜を新規に作製し、その基板上でのハイブリダイゼーション、さらにはDNA配列中の1塩基ミスマッチの検出を目指します。この手法を用いることによってDNAに蛍光等の標識することなく、高感度かつ迅速な1塩基ミスマッチの検出が期待されます。
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研究領域 | 組織化と機能 |