体系的番号 |
JPMJRX17B3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX17B3 |
研究代表者 |
横山 広美 東京大学, カブリ数物連携宇宙研究機構, 教授
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研究期間 (年度) |
2017 – 2020
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概要 | 次世代の科学技術イノベーション人材の育成は急務である。第5期科学技術基本計画においても、人材の多様性確保と流動化の促進による人材力の強化が掲げられており、とりわけ女性研究者の活躍をどのように促進するかは重要な課題となっている。これまでにも女性研究者やその卵となる女子生徒の理系進学支援が行われてきたが、そのなかでも数物系に進学する女子生徒の割合は、生物系と比較しても極めて低い水準にある。一方で、諸外国においては数物系の学科において女子生徒数が半数を越える国もみられることから、わが国では社会的要因等の固有の事情が影響しているものと考えられる。 本プロジェクトでは心理学の手法で、数物系研究者、女子生徒や保護者、学習塾等に対する調査を実施し、女子生徒の進路選択に関する社会的要因を分析することにより、数物系進学を阻害する要因の解明を目指す。また、教育政策や人材育成政策の担当者と連携をはかることにより、イノベーションの基盤となる多様な人材の確保に向けた政策提言を行う。
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研究領域 | 科学技術イノベーション政策のための科学 |